東京の茶工房 西村園の『東京紅茶MIZUHO』飲んでみた
東京産の紅茶?という珍しさから買ってしまった東京紅茶MIZUHOですが、よくよく考えると東京の多摩地区は昔から緑茶の産地なわけで。
緑茶も紅茶も同じお茶の木から作られる飲み物なわけで。
違いは摘んだ茶葉を発酵させるかさせないかの違いなんですって。
もともと多摩地区の北の方は狭山茶の産地でして、沢山のお茶農家さんもあり、お茶屋さんもありという環境。
でも昔は紅茶を作ってる所なんてあったかな~?という印象だったので、見つけた時は「ついに!!」なーんて思ったりもしました。
東京のお茶
私の地元も狭山茶の産地でして、東大和市って言うんですけど。
祖父母の代まで自分ちの畑に植わっているお茶の木から葉を摘む所からお茶を作ってました。
小さかったけど覚えてます。祖母がお茶揉んでる所見たこともある。
納屋にでっかくて四角い箱のような机のようなものもあった。
特別お茶畑があったわけではなくて、畑のあぜ道、お隣の畑との境界線にお茶の木を植えるのが当たり前だったんですよねー。なのでお茶の木はどこの畑にもあって、おそらく作ったお茶も自分たちで飲む用だけとか、そんな感じで収穫しお茶づくりをしてたんだと思います。
西村園の東京紅茶MIZUHO
実はこれ、だいぶ前に買って忘れてて…
申し訳なし…
ここ最近の英国ブーム到来で(私の中で)紅茶熱が上がり、「そういや前に紅茶買ったな?!」と思い出して飲んでみた次第。
ちなみにMIZUHOは瑞穂町の意味だと思われます。
西村園の住所、瑞穂なのでおそらく。
ちなみに東京にも「郡」ってあるんですよ、西多摩郡っていう住所が!!
東京は都会だけじゃないんだって言うのをもっとアピールしていきたい所存。
門乃さん多摩っ子なんでゆるして。
出来れば買ってすぐに飲みたかった、申し訳ない…
2グラム入りのティーバックが15個入ってます。お値段は忘れました。
200mlのお湯で1~2分。
200mlって意外と多いですよね。マグカップだとギリギリなのでちょっと大き目のカップを使わないと。
水だし紅茶も作れます。
水だしって質のいい茶葉でないと怖いんで国産で産地が分かってるのは嬉しいかも。
何故夏に作らなかったのか!!!
来年また買います…
ジップ式のパッケージ&テトラ型
パッケージは遮光素材のアルミパウチなのかな、開封部分がジップ式になっているのでこのまま保存した方が良さそうです。
テトラ型の布っぽいティーバック。
開封すると紅茶というよりは緑茶っぽい香りがしました。
とはいえ、私がよく飲むお茶はアールグレイなんで、香料が付いてない紅茶ってそういえばあんまり嗅いだことないかも、と気づく。
※デカフェはアールグレイばっかりなんですよー。
茶葉の色も見慣れている紅茶の色よりも緑というか黒っぽい気がしました。
派手さはないけど、なんだろう、シンプルで本能的にいい感触ではあります。
淹れてみた
紅茶用のカップがないので今一つしまらないんですけど…
お湯を注いだ瞬間に広がる派手な紅茶の香りは無いですが、むしろ香りのついてない紅茶ってこういう香りがするんだなー!という発見が。
飲んでみると、癖が無くてとても美味しいと感じました。
私、長い事紅茶に苦手意識があって、誤解していた部分もあり…
美味しい紅茶を美味しく入れるコツみたいなのも教わったりして、ようやく紅茶を美味しくいただけるようになったんですけど、これはとっても飲みやすいです。
茶葉の味しかしないって、こういう事なのかと。
香りもお茶本来の香りだけです。
シンプル。
超シンプル。
そしてパッケージに書いてありますが「夏フルーツのようなほのかな甘み」
まさしく!!
何故夏に飲まなかったのか!!!
おすすめの飲み方としてはストレートでと書いてありましたが、その通りで、お砂糖や牛乳を入れずにそのまま飲むのが美味しいと感じました。
渋みも無いし、これは紅茶が苦手という人でも飲めるのでは…?!?!
ほうじ茶に近いのかな…
美味しいです。
西村園以外にも最近は東京の色んなお茶屋さんで紅茶も作っているそうで、他のお茶屋さんの紅茶も飲んでみたいなーと思ってます。