一六タルトコレクション2018
タルトなのにタルトじゃない!!
わたしの知ってるタルトと違う!!
って思たことある人ー!はーい!!
大昔、子どもの頃にお客人から「一六タルト」って書いてある箱を頂いて、てっきり洋菓子のタルトだと思って開けて見たら「え、ロールケーキ?」という第一段階の驚きののち、切れてる断面をみて「え、あんこ?」となった二段階の驚き、そして「え、なんかあんこの味が変…」という三段階の驚きを演出してくれたお菓子、それが一六タルトとのファーストコンタクトだったわたくし。
柚子風味の餡子が子供の舌にはちょっと良さがわからなかったんですけど、大人になってさらにはネットが身近になるとご当地銘菓の情報も良く見かけるようになり。
かつての衝撃がうっすらとよみがえる事もしばしば…
って嘘です、すっかり忘れてました。
かなり衝撃的だったのにな~、忘れちゃうもんですね。
とはいえ、気になるお菓子のままであったことには変わりなく。
最近はスーパーでも「○○フェア」と銘打ってご当地系の食品が店頭に並ぶ機会が増えてきましたよねー。
というわけで、一六タルトが近所のスーパーに売っていたので買ってみたのが事の始まり。
昔もこの包装紙だったっけなぁ…?よく覚えてないけど。
たぶん大昔に食べたのも一六本舗のだったと思うんだけど、もう30年くらい前の事だから詳しくは覚えてない…
六時屋っていうのもあるらしいんだけど、どっちだったんだろうか。
まぁ、今更どっちでもいいんだけど。
夫は食べたことがないというので、まず最初に「あんこが柚子風味だから」と言うのは念を押しておくことに。
知らずに食べると「?!?!」ってなりそうだったので…
知ってて食べるとこの柚子の風味の餡子が癖になるという事が分かりました。
なんだろう、大人になったのかな…
ってなことをツイートしたら、愛媛方面から一六タルト詰合せが届きました。
友よありがとう!!!
なんだこれは!!みきゃんってなんだ?ダークみきゃん悪そうな顔してるわー
そうか愛媛だからみかん…みきゃん…
どいやら愛媛のイメージアップキャラクターらしい。
そのキャラクターとのコラボ商品ってことなのらしい、なるほど。
みきゃん味(みかん味)の一六タルトは、みかんの餡子が美味しかったです。伊予柑の果皮が使用されてるって書いてあった。普通に旨い。
ダークみきゃんのチョコ味の方ですがね、こっちはすごく複雑な香りをキャッチ。
とりあえず柑橘系の餡子にさらにチョコが加わっているって事でいいのか…
とりあえず食べてみようって開けたら緑だった件。
えっ、なんで緑?もしかしてお茶なの?
でもなんでお茶?って思ったら愛媛県松山市産の久万茶を使用と書いてありました。なるほど。
久万茶と伊予柑と更にチョコっていうなかなか複雑な組み合わせ…
味も期待通り複雑でした(笑)
柑橘系の味がする餡子っていう第一段階をクリアしていればこの驚きはなかなか楽しいかもしれない。
っていうか楽しい。
こういうお土産って良いですよね~。
記憶に残りそう。色んな意味で。
で、見つけたら買っちゃうよね、これは。
なかなか愛媛行く機会ないけどみきゃんとダークみきゃんは覚えた。
もう一つは一六タルトの桜味。
これなー!これ好き!!
あのねー、これはねー、関東人ならではの受け入れ方があるかもしれない。
ちょっとアンテナショップとかご当地銘菓の扱ってるお店なんかで見かけたら食べてみて欲しい…
袋開けた瞬間桜の香り…というか桜餅の香りがすんごいする。
そう、桜餅なのだこれは…!!
関東人ならではの発想っていうのは、関東の桜餅っていわゆる「長明寺」とかって名称で道明寺と区別されてますけど、関東人からすると長明寺なんて呼んだことないし桜餅は桜餅なんだけど、あのー、小麦粉をクレープ状に焼いたものでこしあんを包んで桜の葉の塩漬けで巻いたお菓子なわけですよ。
まんまアレだーーーー!!!
これは桜餅だ。
桜の香りに配慮してか柚子の風味は控えめのような印象。
それがまた一層桜餅に近づけている…
美味しい。
なんだろう、すっごい親近感。
そういえば愛媛の桜餅はどういう形状なんだろう…西の方だからやっぱり道明寺なのかなぁ。気になる…
ちなみに、一六タルト未経験だった夫は何故か「一八タルト」と脳にインプットされてしまったらしく、ことごとく一八タルトって言うのでそれはそれで縁起がいいなって思いつつもいちいち訂正してます。
そろそろ怒られそう。
完全に一八って覚えちゃってるみたい。
一六タルトの由来が一六タルトを作ってる一六本舗の創業が明治16年だったから説を見かけたんだけどあと2年遅かったら一八になってた可能性について…
これ以上しつこく突っ込むと本気で怒られるのでこの辺にしておこうと思います。
ごちそうさまでした!