吉祥寺リベストギャラリー創「谷川史子原画展」に行って来ました
谷川史子先生の画業30周年を記念して行われた原画展に行って来ました。
スケジュール的に難しいかなーと思ってたんですが、場所がご近所の吉祥寺、リベストギャラリー創だったので仕事を抜けてなんとか行くことが出来ました。
行ってよかった…
ところどころに谷川先生直筆の案内が!!
あぁぁぁ、この書き文字まさに谷川史子…おぉぉ…(心の中で謎の奇声をあげるわたし
コミックスの巻末に掲載されている告白物語がとにかく好きで好きでー!あぁー!!!
この書き文字はー!!!まさにー!!!
もー!最高でした(語彙
大きめの原画はここ数年のもの中心でしたが、昔の作品もちらほら。
生原稿も展示されていて、しかも一部の作品を除いて撮影可能とか!なってこった!!
谷川作品は中高生の頃のバイブルだったので、いやー、言葉にならないです。
この辺とか、涙出ちゃう。
りぼんやCookieにいらした頃に、他の連載作家さんと違って短編とか短期連載が多い作家さんだったので、予告に「谷川史子」の文字を見つけるとめちゃくちゃテンション上がったなぁ…
そうそう、短編とかオムニバスが多かったのでりぼん買えば載ってるっていう作家さんじゃなかったんですよね。
昔からコミックス派だったので雑誌の表紙になってたり巻中カラーになってると、今読んでしまうか、コミックスになるまで楽しみに取っておくか…などというせめぎあいをしていたのがとても懐かしい。
当時は限られたお小遣いの中でやりくりしてましたからね、そりゃ迷いますわ。
今なら間違いなく両方買いますけどね。大人って素晴らしいですね。
青年誌に移ったあたりから少し遠のいてたんですけど、やっぱり好きなものは好きだなぁ。
撮影禁止のコーナーに河合荘(アニメ)のエンドカードも展示されてて、うひょー!!!となりました。
あれアニメ見てた時にももの凄く吃驚したんだった…たしか最終回で「あぁー、面白かったなぁ、おわっちゃうの寂しいなぁ」なんてしみじみしてたらテレビ画面にババーンと映って「???!!?!?!谷川さんじゃん!!!マジか!!!」と夜中に奇声を上げて相方氏を驚かせたんだった。
河合荘めっちゃ面白かったなぁ。そうかー、河合荘もヤングキングアワーズだったのね(今調べた
谷川史子先生といえば、ハッピーエンドで溢れかえる少女漫画(りぼん)において、必ずしも主人公の恋が成就するわけではない、悲恋エンドが印象的な作家さんで、私はそれがものすごく好きだったし、好きだけど心のどこかで「せっかくフィクションの世界なんだから幸せにしてあげて…」と思ったことが何度もあるし、とにかく思春期の難しいお年頃の思想にかなり影響を与えたと思うんですよね…わたしはめちゃくちゃ影響受けました。
叶わない恋心にどう決着をつけるとか、無理して笑ってみたり、強がり行ってみたりする主人公たちが本当に愛おしくて、読み返すたびに色んな感情があふれてくる作品ばかりで。
きっと今読んだらまた違った感想を持つかもしれない。
せっかくフィクションなんだからハッピーで終わって欲しいという割にはアンハッピーとかメリバ作品を「つらい…つ、ついです…(号泣)」って言いながらよく見てるので、やはり大きな影響を与えている説(笑)
本編はもちろんコミックスの巻末に収録されている告白物語がとにかくたのしくて、撮影禁止のコーナーにもいくつかあったんですが、ああいったエッセイ的な読み物も読んでみたいので何卒よろしくお願いしたい(何を
原画展は5月10日が最終日ですよー!明日じゃん!!
最終日は17時までなので急いでー!