1月7日なので今日の朝ごはんは七草粥でした
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Instagramから今日の朝ごはん。
今日は1月7日なので、七草粥にしました。
御節と雑煮はスルーするのに七草粥は毎年律儀に作ってます。
なんでかって、単純に七草粥が好きだから。それ以外に何がありますかってんだ。
御節はあんまり、というか好きじゃないので作りません。ただそれだけの事さ。
食いたいもんを作って食べる、それでいいじゃあないか!!(開き直った
七草粥と言っても私が作るのは粥ではなく雑炊と呼ばれる調理法です。
七草粥って1月7日の朝に食べる物なので朝っぱらからお粥炊く時間が無いって言うのと、お粥はそんんなに好きじゃないけど雑炊は好きだから。
雑炊「は」ってのは雑炊に失礼ですね、訂正します。雑炊「が」好きなので好きな物を作って好きに食う、それでいいじゃあないか!!(二回目
雑炊なら冷凍ごはんを解凍し、鶏ガラやホタテのスープでまず蕪と大根(スズナとスズシロ)を煮込んで柔らかくなったら解凍したご飯を投入、ふつふつとして来たら残りの七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ)を刻んで鍋に投入。さっと沸騰させたら出来上がり。
鶏肉を小さく刻んで加えても美味しいし、卵でとじても美味しい。
でもせっかくの七草粥なので、七草のみの雑炊に箸休めのおかずを数点、というのが今年の七草粥セットでした。
明太子と、鯖を甘辛く煮た缶詰に、即席で作った紫蘇ゴマ醤油。
大葉を刻んで、醤油と胡麻油をほんのちょっと垂らしていりごまをひとつまみ。
胡麻油の香りが鶏ガラスープとホタテエキスで煮た雑炊に合わないわけがなーい!!
今年も美味しく頂きました。
無病息災。
ところで、物心つくまで七草粥が白いものだと思ってなかったので、独立して自分で作るようになって驚愕した覚えがあります。
実家の七草粥は茶色かった。
なんで茶色かったんだろう…たぶん醤油の茶色だったんだと思うけど、何故、母は七草粥に醤油を入れていたんだろう…謎である…
しかし醤油が入ってると思われるのに何故か味がしなかったんですけど。単純に出汁を取ってなかっただけのような気も、自分で料理をするようになってわかってきた事のひとつです。
そして七草以外の野菜も入ってた。人参とか。謎すぎる。
もはや七草粥でもなんでもない気もしたけど…
まー、こういう節句料理ってきっと地方や家庭独特の調理法やローカルルールがあるものだと思うし、それを聞き比べるのも楽しかったりするので、深くは考えないことにしよう。
ただ、実家にいた頃はスーパーで七草セットを買わなくても庭と畑に全部生えていたのでそれは贅沢だったな、と思い返してみたり。
子どもの頃は土がついたまんまの雑草を食わされてちっともありがたく無かったですけどね。
離れてみて、年月が経ってから思い出されるありがたみってのが、ようやくわかってきた気がします。
こういう行事ってどんどん省略されていくけど、残るものは残るし、変わっていくものもあるし、時代に沿って変化していくのも一興かなーと。
御節も雑煮も作らないけど、七草粥だけは律儀に毎年食べている奴が言う台詞か!って感じですが。
食いたいもんを作って美味しく食べる、それでいいじゃぁないか!!