犬の日記

おいしいものとかおもしろいものとかいろいろ。

マクロス爆音映画祭で「愛・おぼえていますか」観てきました

去年の12月に、同人関係の友人から「こんなのありますよ!!」と教えてもらったマクロス爆音映画祭。

年末に一般チケットの販売が始まるというので12月27日だったかなぁ、PCに張り付いてチケット取りました。

というのも、先行販売で通しチケットなるものが出てたらしくて。

一日見放題というやつです…

朝から晩まで映画館でマクロス見る人どのくらいいたんだろうか…

とりあえず一日中映画を観る時間は流石にないので、見たいタイトルのコマを選んで買える一般のネット発売初日にかけてみました。

平日の夕方という時間帯だったのですんなりセンターの席をおさえることができました。よかった。

 

マクロス爆音映画祭

新宿ピカデリーでは昨日の1月25日まで、このあと大阪では2月1日~14日、名古屋で4月5日~18日と続くようです。

詳しくは公式サイトをどうぞ。↓

マクロス爆音映画祭

 

爆音で映画を観るのは初めてだったので他と比べようが無かったんですけど、たしかに音の厚みが凄かったような…

戦闘シーンなどの重低音がずーんと響く感じで、慣れるまでちょっとドキドキしてしまった(笑)

爆音だけど音が大きいというわけではなく。

響きというか厚みが増している感じなのかな…

 

 

 

愛・おぼえていますか

今回見たのは懐かしすぎる「愛・おぼえていますか」だったんで、正直こうパッと思いついて比べられるシーンが無かったのがもったいなかったなー。

フロンティアは劇場版を映画館でも見ているし円盤でも幾度となく鑑賞しているので爆音での違いが感じられたかもしれない…

そういえば去年フロンティアの4DX版も上映されてましたよね…すっかり行くの忘れてました。うっかりうっかり。

次の機会にはかならず…

 

ジャンルに傾ける配分によって優先度が違ってくるから…ほら…

 

今回は同行者(珍しく夫氏ではなく友達)と行ってきました。

なんだか新鮮(笑)

おた活を家族意外と出来るって素晴らしいですね。同人活動万歳。

 

「愛・おぼえていますか」ってさぁ、1984年の映画だったんですよ…びっくり…

今何年よ2019年だよ。

35年前だって。普通に物心ついてるね。びっくりだよね。

ストーリーの内容はツッコミどころ満載で、よくもまぁこんな表現が許されてたな…と絶句していまうシーンや台詞が多々あり。怒りを通り越して呆れちゃうんだけどそれもまぁ昭和の一時代として消化して行くしかないのかなーと思いつつ。

でもシリーズを通して確実にそういうポリコレとかジェンダーとかそういった方面も時代に沿って進化して行っているんだなぁと安心したりもした。

Fの主人公は歌舞伎の女形からパイロットになってますしね。二人のヒロインにも並ぶ美人という設定で「姫」って呼ばれてますしね…

姫と呼ばれ女扱いされることが嫌なのではなく、自分の弱さを指摘されてムキになる少年。そんな弱い自分と向き合って強く成長していく物語なんですよね。だから最後まで髪は長いし姫カットのままだし。

男らしく成長するんじゃなくて、人間として強くなっていく、そういう表現に特化しているフロンティアが本当に大好きです。

ヒロイン二人もとても強くて芯の通った女性で、仕事や自分のやりたいことを実現させるためにいつも必死ですしプライドも誇りも常に高くもっていて、尊敬に値する。

そんなふうに、男だからとか女だからとかではなく、人としてどう生きるかみたいな所がちゃんと情報更新されているっていうのを実感できました。

良い機会だったのかも。

 

古い表現や差別的な事が確かにあの時代には「普通」に行われていて、アニメーションなどのエンタメ界隈でもあたりまえに取り入れられていたわけです。

情報が更新され、ああいった表現はおかしかったんだと、今見るからこその発見もあり。

「嫌だなぁ」とは思うけれど忘れては行けない事だとも思うので、こういった作品に残り伝わっていくというのはアリなのかもしれません。

 

そういうのとは別に、35年前の映像とは思えない表現力っていうかアニメって凄いなぁ…音楽も全然廃れないなぁ…という感動もあり。

主軸のストーリーというか三角関係についてはノーコメントでお願いしたいんですけど(笑)

マックスとミリアが新たな歴史を紡いでいるのでそっち中心でよろしくおねがいします。

マックスとミリアのシーンちょっとだけだったけど良かったよね…大画面で見れてよかったです。

ミリアの美しさが爆発していた。

マックスが天才的なパイロットで自分でも天才だと思っているのにそれが嫌味に感じられない的な描写がもうちょっと合ったらよかったけどって前にも思ったので何度でも言いますけど、そういう所をね、数秒のコマからチャージするわけですよ。我々おたくという生物は。

マクミリいいよね…

 

そろそろ何を書いているんだかわからなくなってきたので締めます。

来場特典

来場特典はフィルムコマ風しおりでした。

私がΔ、友人がFでした。

友人的には無印以外はハズレという事なのでありがたく頂戴しました。ありがとう天使かな。

それにしてもなんでこのコマなんだよ!!!っていうセレクトですよね。

主人公もっとかっこいいコマあっただろ!!!っていう。

っていうか主人公単独コマじゃないんだね?!っていう。

ミシェアルかよ!ありがとよ!!ってそうじゃない…そうじゃないんだ。

 

とりあえず記念品ということで大事にします。

デルタは…もう一回チャレンジしてみますね…途中離脱組。

ウィンダミアの空中騎士団がワルキューレばりに歌ってくれてたら最高だったのになって当時からずっと言ってる。

もっと度肝を抜いて欲しかった。何年後かにはまた向き合うことが出来るだろうか…7のように…

 

7も当時は受け入れられなくて全部見てなかったんですけど、去年ようやく履修そして無事に完走しまして。

バサラ最高。

音楽とは、歌とは何か、何のために歌うのかっていう、思春期からずーーーーーっと抱えていたテーマの答えが見つかった気がして、魂が震えた。号泣したよね…なんだったんだあれは…

今だからわかる7の良さ。今だから理解できたんだろうな。奥が深いや。

でも他人には薦められないのでひっそりと愛でてますね。

マクロス7ほんと最高。音楽をやってる人には見て欲しいけど強制はしない…

 

7の劇場版も見れるチャンスだったけど、それはまた次の機会にでも。