深堀隆介 回顧展 金魚養画場に行ってきました
何年か前にYouTubeで制作過程の動画を拝見してから、実物を見てみたいなーと思っていた深堀さんの個展を観に行ってきました。
樹脂に金魚を閉じ込めた作品の数々、しかもスマホと携帯電話でなら撮影可能というなかなかユニークな展示方法でした。
動画の印象からとても風流なイメージを勝手に抱いてたんですけど、実際にあの空間に行ってみると、なんというか、風流どころじゃなかった。
金魚に対する狂気みたいな、なんだろう、、、ものすごーくロックだなーと思ってしまった。
撮影可能だったけど、レンズ通しちゃうと「コレジャナイ感」が気になってしまって、途中から撮るのやめました(笑)
角度がね、あるんですよね。
何層かに分けて樹脂を流し込んでは描き、流し込んでは描く、を繰り返して立体に見せるという手法で描かれているので、見える角度によって雰囲気が変わるのがとても興味深かったです。
展示も色んな角度から見れるようになってました。
順路も決まってないんで、チケット買った人から入場できるんだけど、もぎりのスタッフさんが「順路はありませんので、空いている所からご自由にご覧ください~」としきりにアナウンスしており、、、
いやいやいや、みんな一作品につき数枚写真撮ってるからそれは無理だろ、、、この人数でそれは、、、みたいな、、、
入ってすぐの空間はちょっと混みだすとカオスだったよ。
ほんのりでいいから少し入場規制してもよかったんじゃないかな~
平日の昼頃でそんな感じだったので、土日はどうだったんだろう、、、特に最終日とその前日の土日とかちゃんと捌けたんだろうか(余計なお世話
撮影可能って言われると、せっかくだから全部撮らなきゃ!!!撮らなきゃ損!!!みたいな心理が働くのもわかるんだけど、それにしてももうちょい周りを見ようぜ~みたいな、、、
写真を撮る時って被写体に意識を向けて角度とか距離を測るじゃないですか、そうすると後ろに人が居るにもかかわらず気づかずに一歩後ろに下がったり、横から鑑賞してるのにカメラを乗っけたり、視界や照明を遮ったり、、、
いやー、カオスだった(笑)
こんな展示初めて~
もーね、最初のエリアはホント、ストレス凄かったですよ。
順路は無いと言われても、並んでないと平気で横入りされちゃうし、先に行った人が写真だけ取りに戻ってきて割り込んできちゃうし。
作品を覆っているアクリルのケースは手垢でベトベト曇ってるし、スマホをくっつけて撮影するからか傷もついてるし。
列が進んだから間を詰めようとすると、前の人が写真撮るために後ずさってぶつかるし。
いやー、なかなかロックな展示でした
だがしかし、そんなカオスな空間も最初のエリアだけで、中盤の開けたスペースに来る頃には皆さん学習するようで、、、
写真撮る時の後方確認をするようになるし、ぶつかったら咄嗟に「すみません」が出るし、他者との距離感が取れるようになってるー!!
この短時間で人はここまで学習できるのだなぁ、、、と感慨深かったです。
閉じた空間で全く知らない人たちが同じ物を観に来ている、、、
しかもリアルに描かれた虚構の金魚を、、、
なんなんだ、この空間!すごい!!
途中からなんか凄く面白くなってきてめっちゃ楽しかったです。
金魚のフンとかリアルすぎる
お目当ては樹脂作品だったんですけど、思いのほか心を奪われたのが鱗模様の作品エリアにあった観音像
最高かー!!!
なんだこのロックなテイストはー!!
夢に出てきそう。
これから金魚見る度にこの観音様が浮かびそうです。
不勉強な物で、深堀さんの作品は金魚の樹脂作品しか存じ上げなかったのですが、この鱗シリーズがとても良かった、、、
写メがOKな展示だったので色んな人がSNSにハッシュタグ付きでアップロードしてますが、これはやっぱり実物を見て欲しい、、、
渋谷西武での展示は今日で終わりですが、精力的に展示やワークショップを開催されてるようなので、近日中にまたどこかで観れるんじゃないかなー。
制作過程の動画見てるだけでも何ループもしちゃいそう。
今回はライブドローイングもあったみたいですね。
樹脂作品とはまた違った迫力が。
西武渋谷店で深堀隆介さん初回顧展「金魚養画場」 金魚アート生誕15年記念
そんなわけで、久しぶりに渋谷に出たんで、その後はメタルアイテム専門のショップ、BLITZに行ってメタルTやらなんやら買いつつ、スタッフさんとメタル談義をこれでもかー!ってくらい話し込んで、牛かつ食べてロブションでパン買って帰りました。
牛かつ食べてみた。中年にはちと脂っこかった…かな…#牛かつ #牛かつもと村 #渋谷
牛かつのもと村に行ってみた、、、脂がー
もうちょい赤味だったら嬉しかった、、、
まー渋谷と新宿向けのお店だな~と思いました。
中年にはちときつい。
平日だけど結構並んでた。
でも並んでる間にオーダー出来るんで、席に付くとすぐ食べれるシステム。
待ち時間は立ってる時だけってやつだね、そう、六角家と同じ注文システムだった。
(わかるひとにはわかる説明
吉祥寺に戻って気になってた喫茶店に入った話はまた今度。